ビューティフル・マインド:A Beautiful Mind

1994年のノーベル経済学賞を受賞した実在の人物、ジョン・ナッシュの半生を描いたドラマ。1947年、ナッシュは「非協力ゲーム理論」をあみ出す。その才能に国防省の諜報員が目を付け、ナッシュの周囲には怪しげな人影が出没し始める…。

えーっと、全然思ってたような映画じゃなかったんですよね。↑にあるようなあらすじっぽいのもまったく観ずだったので。まぁ、このあらすじ読んでたとしても、思ってたような映画ではなかったでしょうけど。何か、タイトル綺麗やし、数学がモチーフになってるってのはわかってて、このジャケットなので、数学マニアで内気な青年とその周りの人達の心温まる系のお話だと勝手に思っていたわけです。しかし、全然違いました。 いや、普通にそんな風に進んでいくんですが何か変な方向に進んでいくんですよ。こんな話だとは、意外も意外でした。ラッセル・クロウの演技めっちゃ素晴らしい。けど、アカデミーはとってないんですね。あ、ゴールデングローブ賞とってるや。ジェニファー・コネリーがアカデミー賞助演女優賞とってますね。彼女の演技も確かによかった。若いころのデミ・ムーアに雰囲気似てる気がするのは俺だけかな?

この映画、ふっつーーに超お勧めします。さすがアカデミー賞作品賞受賞してるのは、だてじゃない。さっさと観て以降のネタバレ感想読んで共感してちょ!
こっからネタバレで。

いやはや、総合失調症ですか。心の病を抱えてたんですね、あれらの登場人物が全員幻覚だったとはっ!!! 素晴らしい裏切りでした。けど、そこで納得できてしまう演出が施されているんですよね。ルームメイトが最初に出てきたシーンは、唐突で違和感を覚えたはず。けど、なんだか受け入れちゃったんですよね、その後のシーンで。観てる人はナッシュと同じように幻覚を見始め、受け入れてしまう。そしてあれが幻覚だと知らされ戸惑い、あらゆる物を疑い不安に思う。観客をこんな風に主人公と同調させられるなんて、計算しつくされた脚本と演出だと思います。やられたーーーって感じでした。友達がいない彼が友達の幻覚を作り出した。最後までその幻覚は消えず、無視しながらも付き合っていくナッシュ。映画の最後、学生時代陰湿なライバルだと思っていたジョッシュ・ルーカス扮するハンセンという友達を得ているのが何とも感慨深かった。しかし、ひとえに奥さんアリシアのおかげ。本当に素晴らしいね、あの人は。

話を全部知ってからもう一回観たら、別の何かが観えてくるかも?またそのうち観ます。

原題     :     A Beautiful Mind
脚本     :     アキバ・ゴールズマン
音楽     :     ジェームズ・ホーナー
収録時間     :     135分
監督     :     ロン・ハワード
出演     :     ラッセル・クロウ,ジェニファー・コネリー,エド・ハリス
2001年第74回アカデミー賞
作品賞
監督賞:ロン・ハワード
助演女優賞:ジェニファー・コネリー

2001年第59回ゴールデン・グローブ賞
作品賞
主演男優賞:ラッセル・クロウ
助演女優賞:ジェニファー・コネリー
脚本賞:アキヴァ・ゴールズマン


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